ルールは簡単だ。押すボタンは一つ、出来ることは一つ。斧を振り下ろし落とした首を流れてくるバスケットに入れるだけ。
曲もPVは本物でこのゲームは公式の許可を得ているものである。
曲がサビにかかると囚人(?)達もノリノリだ。狙うは一つ、32点のバスケットだ。PVを見ている余裕が無くなる。
なお本作は流れてくるバスケットに首を偏差射撃的に落とすというゲームで、リズムに乗ってボタンを叩くというゲーム性は存在しない。
念願の32点をゲット、激しい演出で次のバスケットが見えない、が、まあそんなことはどうでもいいことだろう。
そして唐突に訪れる別れ。デモ版だと曲は止まり購入を促される。
恐らくこの1曲しかない本作ではデモ版だと1曲まるまる遊ばせてくれない。この曲、PVへの版権料はいくらだったのだろう…
「この曲・バンドが好き!」という気持ちがエスカレーションし続けてもう誰にも見えない彼岸へ行ってしまったという感が否めない本作。
音など全く聞かず流れてくるバスケットしか見ないこのゲーム性は
音楽に合わせるというのが当たり前である音ゲー界に対するカウンターであると言えなくも無いが、
どうやら音ゲーは音楽に合わせて操作するのがマストのようである。
なお、現在はVECTOR2GAMESはSILVER DOLLAR GAMESと名を変えて活動しているようだ。
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