中国旅行:上海1

2011年4月28日から2011年5月5日までの上海の旅行の出来事をを写真つきで箇条書きにしようと思う。 なお、この旅は基本的に友人のMさんと彼の中国語に頼りっぱなしであった。



4月28日成田にて。初めての海外で緊張気味である。ここまでは岡山空港→羽田空港→アキバのゲーセン→成田空港と経由してきた。



上海浦東(シャンハイブートン)空港にてMさんと無事落ち合い、これから4日間を過ごすユースホステルに向かうため、リニアモーターカーに乗る。 日本では騒音の問題がクリアできず実施できないという、町の真ん中を通りつつも300キロも400キロも出る代物だ。



上海青年旅舎、ユースホステル。要するに旅好きの若者のための安宿で、外国人の若者の利用者が多い。見知らぬ人間同士のやりとりが活発な場所だった。 ここは大体一泊700円程度。下の写真はジャッキー印のシャンプーだ。ジャッキーが印刷されたものであれば安心だというチョイスだ。


初日の夜は近くのローカルなコンビニで買ったまずそうな菓子と青島(チンタオ)ビールとMさんが買ってきた中国の子供向け番組「バーバラ」を見ながら 乾杯。ビールはぬるく、お菓子はまずく、バーバラは可愛く。最高の幕開けだ。



朝。上海は暑く、旅行中常に30度を超える気温だった。むせるような空気の悪さは感じないが、臭い。中国にいる間中は常に熟れすぎた果物と揚げ物が混じったようなにおいがしていた。
中国では電気バイクが庶民の足として流通しており、無免許・ノーヘルで誰でも乗れる。時速30キロ程度まででて歩道を走り回り、 まったくエンジン音がしないのでとても危険な乗り物だ。



この日はMさんの用事でとあるソフトウェア会社に訪れた。詳細は書けないが非常に大きな会社で色々と衝撃的だった。
画像はその道すがら撮った広告類だ。ラブプラス愛花嬢、超高額クラブで大陸にまで出稼ぎに来ている。



暑い上海の街中。上海市はどこの駅で降りても常に人がいっぱいで、人々の熱気ややる気が感じられる。 写真はいたるところにある肉串屋。安くてスパイシーでおいしくどこで食べても同じ味。味の秘密は焼きあがったあとにかける粉であろう。 どこも同じものを使っている。店の前の串用のゴミ箱は芸術的な盛り方をしている。



古い建物が立ち並ぶ観光地、豫園。とにかく人がいっぱいだ。コーラ等の清涼飲料水を頼むとほぼ必ず写真のように缶で出てきて まだ栓がされている。恐らくまだ開けていないということに価値があるのだろう。



続く豫園。豫園の職人の腕なら5分ごす名前ほわる。高いお茶は葉が沈んだら飲み頃。つきだしの高野豆腐がお菓子のようにサクサクとおいしい。



おもちゃ屋。みんな大好きN in 1。
中国では何故か今頃アラレちゃんが流行っており、帽子にTシャツによく見かける。 また、ばかでかい熊のぬいぐるみも良く売れるのか、おもちゃ屋ではほぼ見かける。 奥の棚のぬいぐるみを頼むとおばさんがサスマタでぬいぐるみの首を掴んで取ってくれる。



DVD屋で特撮やアニメを物色。オタクだからね。
中国の子供用のダンスや体操のエデュケイション的DVDのジャケに写る幼女の服装は非常に露出度が高い。
Mさんと二人で色々なものをバカみたいに大量に買い、店の親父は上機嫌。大喜びでカゴを出したり袋を出したり。 中国人のこういうところはとても良い。



ここはいわゆる貧乏人の街、宝山路(バオシャンルー)。中国の貧富の差は一目で分かる程度には激しく、本当にあばら家みたいな小屋の横に超高層ビルが並んでたりする。 写真の餃子は一人前1.5元。およそ20円である。旨いが、店の周囲は臭く汚い。
なお、最初の写真中央の緑とグレーのTシャツの若者が中国の歌謡曲のVCDを売っていた。Mさんが1枚買ったそれは非常に愉快なものだったので ここに編集しYoutubeにアップした。ぜひご覧になって頂きたい。





かの有名な戦場「南京」とは別に上海市にも「南京路」という地がある。 見てのとおり非常に華やかな場所で、東京で言えば池袋と銀座を合体させたようなところだった。
とにかくすごい人で、その人々をクラクションで掻き分けながら観光用のバスが走り抜ける。 僕はバブル時分にはまだ幼く、その時の日本を良く知らないが、この光景はそれに近いのではないのかと思わされた。
商売人は何故か我々を日本人と即座に見抜き「チンチンマッサージ!チンチンマッサージ!」と商売上必要最低限な言葉で我々を悩まし続けた。


上海市ただ一つでも到底味わいつくせない魅力に溢れた中華人民共和国。
僕とMさんは中国のオタクイベントに参加しに余山の町へ歩を進める。

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