Righteous Axe

Software By Eugene

80MSP

襲い来るカラフルな図形、君は生まれてこの方ロックンロールしか聴いたことのないゴキゲンな彼女(推定)を操り、所狭しと銀河を暴れまくってください。


とにかくパワーを感じるタイトル画面。 彼女が何者かはゲーム中語られることは無いが、尋常ならざるロックンロール魂を持っていることは明らかだろう。このタイトルはデモ版のもので、Xボタンで本作が買えるということが分かり易く表示されている。


ゲームは横スクロールSTGで、4つのボタンに応じて4色の弾をギターの先から撃てる。敵も同じく4色で同じ色のショットで攻撃する必要がある。またショットの方向は右スティックを倒した方向で決められ、自機はなんと撃った方向とは逆の慣性が働きそれで動く。なお、凄まじい連射力が問われるゲームである。


本作はコントローラーの他にギターヒーローやロックバンドシリーズのギターコントローラー(以下ギタコン)を使用できる。ピックを弾く上下の往復で2発弾が出るので連射が効く。勿論筆者もギタコンを久々に取り出した。


ギタコンを使用すると連射は効くようになるが、上下への撃ち分けはなんとギターのヘッドの上げ下げで行う。プレイヤーはピックを弾きまくりながら上下へギターを振りまくることになる。こんなにロックなゲームは初めてである。


ステージ間の幕間は彼女のアピールタイムだ。ステージ毎にポーズは違う。 なお、ギタコンでの操作には大きな欠点があり、ギタコンはヘッドを水平に向けた状態と上に向けた状態しか検知できず、ギタコンでプレイする限りは下方向に撃つことはできない。この欠点は致命的だ。


本作はローカルcoopにも対応だ。本作に挑む二人ならこのくらいの気力が必要ということか。


プレイを終え、ギタコンを置いたとき筆者の肩に激痛が走った。プレイ中常にギタコンを上下に振りまくりながら弦を弾きまくったせいだろう。プレイしている最中の人間の姿がここまで激しいゲームはキネクトでもまだ見たことが無い。
本作のデベロッパーであるSoftware By Eugeneは活発に活動しており、主にiPhoneの向けの小規模なソフトウェアを作っているようだ。 こちらは日本的な萌え絵を売りにして作っているようなアプリも多くみられ、XBLIGでもこの系統の続編が待たれるところだ。

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