Super Killer Hornet Resurrection

Flump Studios

\300

公式説明テキストより。 「Things will explode, things will die, you will dodge, you will do maths...Yes maths!」(あるものは爆発し、またあるものが死んでゆくなか、君は避けるだろう。君は、数学を解くだろう…そう、数学を!) CAVE社の影響を色濃く持つ、弾幕算数シューティングここに爆誕。


開発元のFlump Studiosが何を作りたかったのかが一目で分かるタイトル画面。Super Killer Hornet、大変危険なタイトル。ステージのBGMは4種類から選択でき、それぞれロック調、テクノ調などとバリエーション豊かで非常にクォリティが高い。


ゲームは一見懐かしく安心感のある縦スクロール弾幕STGで、拡散ショット、集束レーザー、ボムの3ボタン制。集束レーザーを撃っている間は自機の動きは減速し、敵弾を避けやすくなっている。非常にオーソドックスというか、それしかないというスタイル。


道中数字が脈絡なく画面上部からスクロールしてくるのでプレイヤーは当然それに触れる。するとまた別の数字が同じく流れてくるのでやはりそれに触れる。すると画面上部に「9-7=」と表示された。9と7は先ほど入手した数字だ。嫌な予感がする…


おもむろに画面上部から流れてくる3種の数字「-3」「11」「2」筆者は迷うことなく「2」に触れると自機がパワーアップし、更にスコアの倍率が上がった。そう、本作では弾幕STGをこなしながら絶えず計算を解く必要があるのだ。


無論3択の答えで自分が欲しているものが運良く自機の真上に現れるとは限らない。ボムを使う必要があることもあるだろう。なお、答えを間違えると自機はパワーダウンし得点倍率も下がる。なお、画像は計算の答えでしかダメージを与えられないボス。


恐らく最終ステージまでいけばこの巨大な蜂(見覚えのある姿だと思う人も多いだろう)にも会えるのだろうが、筆者の腕では4面道中が限界であった。画像は本作の紹介画面から拝借したが、やりたいことはこの画面からでも十分に伝わった。


本作は3作目である。初代は「Super Killer Bee」、2作目は「Super Killer Hornet」そして今作の「Ressurection」。筆者は本作がCAVE社の名作と英語タイトルが完全に被っているのではと緊張しながら調査した結果、あちらは「DoDonPachi」という名前で胸をなでおろした。 開発元のFlump Studiosは他にもクラシックアーケードスタイルのタイトルを多く手がけており、タイトルのいくつかをWindows Phoneに移植しているなど活発な活動をしている。「Super Killer Hornet Ressurection Max」の発売が待たれるところだ。

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